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一
2020/06/14 -芸術人類学講義
作家、編集者、比較宗教学者、哲学者であるポール・ケーラスが求めたのは 絶対的な「一」の研究 主観と客観精神と身体記憶と物質 これらが「二」に分割される以前の「一」を探求する つまりヒンドゥー教における ...
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差異と反復
2020/06/13 -芸術人類学講義
文化、表現の古層は過去にのみ存在するわけではない 文化、表現の原型は祝祭という名の反復の度に新たなものとして再生される 反復は差異を生み出し差異は反復を促す そこに文化、表現の原型が立ち現れる これは ...
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「a+bi」
2020/06/12 -芸術人類学講義
俳句を複素数として解説二物衝撃は「a+bi」一物仕立ては「bi」これは理解しやすい 自分は基本的に人間の認識できるものは全て「bi」だと思う学問にしても数学など人間の決めたルールに則ったものを除き著名 ...
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装飾2
2020/06/11 -芸術人類学講義
第2章「ホモ・オルナートゥス:飾る人」 自然との調和、生命循環を軸としてとても構成の上手い文書だった(注)↓は簡素化のための雑い対立構造 「カオスモス/混沌」vs.「コスモス/秩序」 「カオスモス/混 ...
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装飾
2020/06/10 -芸術人類学講義
渦巻 地球最大の大陸ユーラシア 西はアイルランド東のシベリアまで 一万キロにわたり一万年を超えてみとめられる文様 この渦巻に装飾発生の手掛かりがある 新生児の産着成人式の晴れ着死者への花の哀悼 「誕生 ...
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対極主義
2020/06/09 -芸術人類学講義
岡本太郎「芸術は爆発だ!」 まずこの「爆発」を理解するには 彼の唱えた「対極主義(反弁証法)」 を把握する必要がある 反弁証法、つまり弁証法の否定 ヘーゲルの提唱した弁証法では 一見、矛盾が解消され ...
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Standing on the shoulders of Giants
2020/06/08 -芸術人類学講義
シャルトルのベルナルドゥスはわれわれはまるで巨人の肩に座った矮人のようなものだと語っていたすなわち、彼によればわれわれは巨人よりも多くのより遠くにあるものを見ることができるがそれは自分の視覚の鋭さや身 ...