日本思想史

第11章

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明治天皇の病による死去
陸軍大将乃木希典夫婦自刃

漱石『こゝろ』
「先生」は乃木の殉死を知り自殺

鴎外『阿部一族』でも
殉死に対する複雑な心情が描き出された

しかし、概して大正時代は
続く戦乱の一休止と
デモクラシー進展、普通選挙実現など
明るい時代としてイメージされる


文学においては
白樺派や阿部次郎『三太郎の日記』など
内面の良心に従った個の確立が目指され

その流れを極論化し政治性を正面に捉えた
小林多喜二を代表とするプロレタリア文学

こうした文学の極度な政治化への抵抗から
谷崎潤一郎、芥川龍之介、川端康成など
芸術性を全面に押し出す人物が台頭した


哲学では
ベルクソン、ジェームズなど
最新の西洋哲学を採り入れながらも
いかに生くべきかを説く
西田幾多郎『善の研究』は
青年たちに多大な影響を与えた





色を見るものは形を見ず
形を見るものは質を見ず
『虞美人草』


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