第2章「ホモ・オルナートゥス:飾る人」
自然との調和、生命循環を軸として
とても構成の上手い文書だった
(注)↓は簡素化のための雑い対立構造
「カオスモス/混沌」vs.「コスモス/秩序」

「カオスモス/混沌」
一万年を超え表現される渦巻文様
数千年の歴史を持つ樹皮、魚皮、毛皮
「アール・デコ=装飾芸術」
近代西洋の「デザインの父」
ウィリアム・モリス
「見る人、使う人を「別の場所」へ誘うもの」
「装飾がそれ自体を超えて、視覚的表象を想起させないなら、いかなる装飾も無益」
装飾は自然との同盟であり
生命循環への祈り

「コスモス/秩序」
アドルフ・ロース
「装飾は罪悪だ」
モダニスト
「装飾から自由になる」
「レス・イズ・モア/装飾がないほどより機能的である」

装飾とは簡易宗教なんだなと
ファッションやブランドも同様で
祈りであり、不足する矜持を補うもの
装飾重視だろうが
機能重視だろうが
混合されてようが
好きに選べばいいと思うけど