時間は逆戻りするのか

時間

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ハイゼンベルグの不確定性原理


すべての物質は
どんどん分割していくと
最終的には「素粒子」
と呼ばれる物質で構成されており
素粒子は「同時に二つの場所に存在できる」

「私はその時刻にA地点にもおりましたし
B地点にもおりました」
ノーベル物理学賞を受賞した物理学者の
短編小説『光子の裁判』朝永振一郎

シュレディンガーの猫


ミクロの量子世界では
観測者が状態を決める
素粒子をボールとみなすと
どう転がるかは
誰かが見ることで変化する
この問題について有名な思考実験としては

「シュレディンガーの猫」
猫の生死はあなたが観測するまで決まらない

 

マクスウェルの悪魔

クラウジウスの
エントロピー増大の法則
コップに垂らしたミルクのように
世界の乱雑さは時間とともに増加する

この概念に懐疑的な目を向けた思考実験
アインシュタインが
「私が最も影響を受けた物理学者」
と言わしめた
大天才マクスウェルが生み出した
マクスウェルの悪魔





そして
「超弦理論」
「ループ量子重力理論」
「サイクリック宇宙」
「虚時間宇宙」
「泡宇宙」
様々な理論において
時間の可逆性の検討が展開されていく



面白かった!

物理学というテーマパークにおける
有名なアトラクションを一通り
堪能させてもらいつつ
身近だけれど
捉えがたい「時間」の
可逆性を考察していく
難しいテーマを扱う書籍は
正確を期するため
難解な文章になりがちだけれど
この書籍はわかり易い。すごく

時間の逆戻り
様々な可能性を
示唆されてはいたけれど
もし実現したとしても
それはかなり未来の話
となれば
当たり前だけれど
我々は不可逆な「時間の矢」の世界を
生きていく訳で

時間という限られた資源を
どう活用するか
「今」という
もう二度と訪れない時間を
どう過ごすか

情報過多なこのご時世
何の情報にも触れない時間が
一番贅沢な気がする

「誰かのために生きることにのみ
生きる価値がある」
アルベルト・アインシュタイン

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