天職(Beruf)
神に喜ばれる生活を営む手段は一つ
各人の世俗内的義務の遂行であり
これこそ神から与えられた「召命」
今回は近代資本主義勃興における
重要なキーワードとして天職という観念が
解説されている
無論各々の価値観は自由なので
仕事は生活の糧を得るための義務という
捉え方を否定はしないが
自分にとっては
怠惰な自分を律し
より広い視野を涵養することが
快感なので
そのためのツールとして
天職という概念はなかなか
便利な代物だと思う
自分がよく用いるツールとしては
福翁自伝にもあるように
「苦中有楽」
ただ六つかしければ面白い
苦中有楽、苦即楽
楽に出来る事ほどつまらないことはない