「 月別アーカイブ:2020年05月 」 一覧
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現実的な寓意・わが七年間の芸術的生涯の一面を決定するわがアトリエの内部
2020/05/31 -名画を見る眼
クールベ 「アトリエ」 社会に対する革命 髑髏を載せた新聞は当時のジャーナリズムの死を だらしなく足を投げ出して子供に乳を飲ませている女は社会の「悲惨」を また「商業活動」や「宗教」「ロマン派の衰退」 ...
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印象派の秘密
2020/05/30 -続名画を見る眼
なぜ印象派のギャラリーに来るとまるでトンネルを抜けたように明るい印象を受けるのか 答えは「原色主義」 絵具は混ぜ合わせると明るさを失うのでなるべく絵具を混ぜず描く 中間色は小さなタッチで別々の色を並列 ...
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写実主義
2020/05/29 -名画を見る眼
「ファン・アイク」細部を拡大しても筆跡は見分けられない精妙な描写、徹底した写実的態度の故に冷たい非日常性を感じさせる 「ベラスケス」筆跡は乱暴であったりかすれていたりしているが絶対音感のような色調の感 ...
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フェルメール
2020/05/28 -名画を見る眼
と言えば「フェルメール・ブルー」何が解説されてるのかと期待して読んでみた フェルメール「画家のアトリエ」 光の表現においてフェルメールほど調和のとれた魅力を湛えている画家は、おそらくほかにいない なる ...
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シャガール
2020/05/27 -続名画を見る眼
「私と村」何だこれと思って美術館で立ち止まった覚えがある色彩も構図も印象深いし何書いてんだろって見つめてたけどこの本で理解できた ここに描かれているのは「パリにやってきたシャガールの回想」芸術の都パリ ...
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ヴァン・ゴッホ
2020/05/26 -続名画を見る眼
ゴッホについて鋭い洞察が読めるかなと正直期待してたけどテンプレ通りだったね。。他の作品の解説に期待しよ ゴーガンとの「南仏のアトリエ」「耳切事件」サン・レミの精神病院ピストル自殺等印象的な出来事 ゴッ ...
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同型反復
2020/05/25 -名画を見る眼
「大地は、(生命と同じような)成長の精神を持っている土壌がその肉であり山脈を形成する岩の層がその骨であり噴出する水がその血であるそして脈動に見られる血の増減にあたるものは大地の場合は海の潮の干満によっ ...
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進化論
2020/05/24 -言語の脳科学
「言語の脳科学」を読んでてひとつ気になったことがあった 進化の議論の落とし穴として進化のメカニズムには今西錦司が唱えた合目的性(なるべくしてなる)は存在しない つまり鳥は飛ぶ必要性があるから飛べるよう ...