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科学

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「自然の上に合理性の網の目をはりめぐらせて、一応の安心感を抱いて、その上に文明という虚構を築きあげたのである。」

「科学とは、自然の一部であるにすぎなかったはずの私たちが、みずからを自然からひき離し、自然の頭上に舞い上がってこれをはるか上方から支配し、操作しようとする傲慢な意志の産物であった。」

科学する、つまり物事を対象化するには
観察者は対象の外にいなければならない
が、人間自身も自然の一部であるため
自然を対象化することは不可能
また
科学とはあくまで再現性のある実証実験
著名な科学者達の合意に過ぎず
コペルニクス的転回が生じる可能性は
常に存在する
つまり科学とは不安定な産物であり
その科学を前提とした文明は虚構に過ぎない
要するに
固定観念も常識もいつまでも正解とは限らない

       
木村敏「異常の構造」

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